食品と栄養の事典
*

アルギニンの効果と効能【多く含む食べ物・サプリ】

アルギニンとは

500種類もあるアミノ酸のうち人体を構成しているアミノ酸は約20種類です。そのうちの9種類は体内でつくることができないため食べ物から摂る必要があります。この9種類を必須アミノ酸といいます。

その他の11種類のアミノ酸は体内でつくることができるため非必須アミノ酸とよばれています。さまざまなアミノ酸があつまってタンパク質をつくりますが、赤ちゃんや子供は、体内で十分に作りだせないアミノ酸が10種類あります。そのうちの1つがアルギニンです。

アルギニンは成長ホルモンの分泌をサポートする作用や脂肪代謝、筋肉を強化するために重要な成分なので成育期に必須の成分です。

アルギニンが不足すると病気に対する抵抗力が低下、アンモニアの解毒が不十分になるので傷の治りが遅くなります。男性の場合は不妊の度合いが高まるほか、筋肉が弱くなってしまいます。

アルギニンの効果や効能

アルギニンは体脂肪の代謝を促し免疫力を高めるほか、細胞の増殖を促進、コラーゲンの生成促進の作用があるため傷などの治癒に力を発揮します。また、成長ホルモンの分泌に大きく関係するため成長期の子供には特に重要な要素です。 ほかにも、筋肉を強くすることでよく知られています。

アルギニンで肥満や生活習慣病を予防

アルギニンは、肥満の改善や生活習慣病の予防にも効果が期待できます。アルギニンが血管の老化を抑制する働きをするため、生活習慣病が引き起こす大きな病気である糖尿病や動脈硬化、脳梗塞、高血圧、心臓病の改善にも効果があるとされています。

また、アルギニンは血管で一酸化窒素が作られる事を活性化させる作用もあるため、一酸化窒素が血管や動脈を拡げ、血流量を増加させる作用が期待できます。

また、一酸化窒素は血管内を掃除する役割もはたしています。血管の老化防止に欠かせない栄養素がアルギニンです。その他にも、アルギニンには成長ホルモンの分泌を活性化させ疲労の回復が期待できるとされています。

アルギニンを多く含む食べ物

アルギニンを含む食べ物としては、鶏肉、エビ、大豆、キュウリ、落花生、ゴマ、牛乳 などがあります。 アルギニン摂取時には、ビタミンB6と共に摂ると効果的だといわれています。

アルギニンの副作用や注意点

アルギニンを過剰に摂取すると胃炎になったり、下痢などの症状を起こす人もいるようです。食品に含まれる成分ですので危険ではありませんが、過剰摂取やサプリメントから摂る場合は、容量や用法を守って摂取するようにしてください。

アルギニンのサプリで身長が伸びる?

最近、アルギニンを配合したサプリが身長の伸びに効果がるとして販売されていますが、実際に効果はあるのでしょうか?アルギニンが身長にいいというのは、アルギニンが成長ホルモンの分泌に役立つことから身長にいいということにつながっています。

さらに、アルギニンは体内で作ることができるのですが、子どもの体内では十分につくれないので食べ物などから摂取する必要があるのです。実際に医療現場では、成長が十分でない低身長のこどもにアルギニン製剤を投与し、成長ホルモンの分泌量をはかります。

しかし医療用のアルギニンは、経口摂取ではなく注射などによる注入で、量もサプリなどとは比べ物になりません。 そのためサプリで摂取するのは、あまり意味がないということになります。

現在では、子どもの身長を伸ばすといったサプリメントはアルギニンを含むもの、アルギニンを含有せずにビタミンやミネラルなどの栄養素をバランスよく配合して栄養のサポートをするものなどさままざな製品が販売されています。

以下のサイトは、身長を伸ばす関連のサプリの一覧を掲載しています。 参考までにチェックしてみてください。

本当に身長を伸ばすサプリはあるか?

子どもの身長を伸ばすのは、栄養や睡眠、運動などの生活の基本的な部分です。 アルギニンだけで身長は伸びないので、身長が伸びる生活をするように心がけてください。

http://身長を伸ばすサプリ比較.com