食品と栄養の事典
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明日葉の効果や効能、副作用

明日葉とは?

明日葉はセリ科のアリンジェリカ属に分類される多年性の植物です。原産地は東京都八丈島とされ、伊豆七島、房総半島、三浦半島、紀伊半島などに自生しています。

明日葉という名前は「今日摘んでも明日には芽を出す」という生命力の強さからそう名付けられました。日本での明日葉の食用の始まりは江戸時代の八丈島からと言われており、特産の薬草としても知られています。

明日葉はビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富で、特にカリウムと食物繊維が多く含まれています。 また、明日葉を切ったときに出る黄色の汁に、カルコンとクマリンという成分が含まれていて健康に役立ちます。

黄色色素カルコンはフラボノイドの一種で、抗菌・抗酸化作用がある言われており、クマリンはセリ科の植物に多く含まれる香りの化合物で、抗菌作用などが知られています。

明日葉の効果や効能

明日葉には 発ガン作用を抑えたり、 胃酸の分泌を抑えて胃の状態をよくする他、抗アレルギー作用、血栓予防、血行促進 などの効果が知られています。

その他にも明日葉はカリウムが多く含まれているため、利尿作用によって血圧を下げたり、 食物繊維が多く含まれているため、便秘を解消、食事中の脂肪の吸収も抑えて肥満を防止、 鉄分の含有量も多いので女性に多い貧血の予防など様々な効果があります。

さらに、明日葉に含まれるカルコンが血行を促進し、セルライトを分解・解消してくれるという効果があるので美容・健康において、すばらしい効果を発揮します。

便秘の改善
冷え性の改善
セルライトの分解・解消
貧血予防
高血圧の改善
血液サラサラ効果
胃腸のはたらきを助ける
骨粗しょう症の予防
糖尿病の改善
アルツハイマーの予防

明日葉の副作用や注意事項

明日葉は成分ではなく野菜なので特に副作用というものはありません。また、明日葉を食べる際に1日の摂取目安量などは特に定められていません。サプリメントとして摂取する場合は、製品の表示を確かめください。

明日葉を食品として食べる場合は、葉と茎をおひたし、ごま和え、酢みそ和えなどで食べます。 苦味があるので、生の明日葉をを天ぷらにすると苦味が和らぎます。

明日葉にはカリウムが含まれています。健康な人ならカリウムを過剰摂取しても余分なカリウムは排泄されるので問題ありませんが、腎機能に障害がある場合は、胃や腸などで吐き気や下痢、ゲップ・嘔吐、体がだるくなることがあるので注意してください。

他にも、明日葉にはクマリンという成分が含まれていますがクマリンは過剰摂取すると肝臓への負担がかかります。健康によいからと、一度にたくさん摂ることは避けた方がいいでしょう。