食品と栄養の事典
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ビルベリーの効果と効能・サプリ

ビルベリーとは?

ビルベリーは、見た目はブルーベリーによく似ていますが、ブルーベリーの原生種といわれヨーロッパの森や草原などに自生しています。

ビルベリーのエキスは日本では食品として扱われていますが、欧州などでは医薬品として扱われています。

医薬品とは必ずなんらかの効果があると認められているものをいうので、欧州ではその働きが認められているといえます。 ビルベリーにはブルーベリーよりもアントシアニンやポリフェノールといった有益な健康成分の含有量が多く、その配合量はブルーベリーの約3倍あるといわれています。

ビルベリーの市販の製品はカプセル状のサプリメントが多いですが、眼の健康に良いルテインやゼアキサンチン、メグスリノキ、クロセチン、ビタミンCなどの他の成分を混ぜて、さらに眼に良い働きをするように工夫されています。

ビルベリーに含まれるアントシアニン

アントシアニンとは、ポリフェノール類のフラボノイドの一種で赤、青、紫などの色素成分です。 ビルベリーはもちろん、ブルーベリーやぶどう、なす、赤じそ、さつまいもの皮などに含有しています。 眼精疲労の予防や改善、視力向上の働きがあり、目の機能を向上させる作用で注目されています。

また、活性酸素の生成を抑制し細胞の老化を防いで、血液をサラサラにする作用や、 軽度の肝機能障害を回復させるなどの効能もあるとされています。

ビルベリーの効果や効能とは

アントシアニンを多く含むのでアントシアニンの持つ作用がそのままビルベリーの効果になります。 すなわち、目の疲れの予防や改善、夜間の視力低下、近視、網膜症などの目に関係する働きが特によく知られています。

アンチエイジング
花粉症の症状改善
便秘の改善
生活習慣病の予防
がん細胞の増殖を防ぐ

ビルベリーの副作用や注意点

ビルベリーに特に副作用や過剰摂取での問題は報告されていません。 ビルベリーは、昔からジャムやゼリーなどの食品として摂取されてきたので安全性は高いといえるでしょう。

ビルベリーをサプリメントで摂取する場合には即効性がありませんので、効果を実感するには2~3ヵ月間は継続して摂取する必要があります。また、ビルベリーの栄養成分は体内に長く蓄積できませんので、まとめて大量に飲まずに毎日決められた量を継続的に飲む方が効果が高いでしょう。

ビルベリーの推奨摂取量

ビルベリーにはアントシアニンという目の健康に役立つ成分が含まれています。ビルベリーの1日摂取推奨量はこのアントシアニンの摂取推奨量で置き換えることができます。

アントシアニンの1日推奨量は40~90㎎が望ましいとされています。さらに、通常は40㎎程度で構いませんが、目の健康に不安がある人は90㎎を目安にした方がいいでしょう。

ビルベリー100g中に約350㎎のアントシアニンが含まれているので乾燥ビルベリーの場合1日に10~25gを摂取すれば推奨量になります。またビルベリーの果実だと50~200g程度、ジャムのビルベリーでは30~60g程度の摂取が必要になります。

ビルベリーのサプリメント

ビルベリーのサプリメントは、各メーカーから様々なものが出ています。サプリメントを選ぶ際には成分の含有量が大切です。ビルベリーの効果はアントシアニンという成分の効果なのでアントシアニンの含有量をチェックすることで配合量が多いか少ないかがわかります。

また、ビルベリーのサプリには、ビルベリーだけ配合されているという製品は少なく、他の目の健康に良いといわれる成分が同時に配合されていることがほとんどです。特に、研究により効果が確かなルテインやメグスリノ木、ゼアキサンチンなどの栄養成分を配合したサプリメントを選ぶと効果を実感できやすいでしょう。

ビルベリーとブルーベリーサプリの違い

ビルベリーはブルーベリーの1種なので種としては多きな違いはないのですが、違いとしてはブルーベリーよりも「アントシアニン」の含有量が多いことがあげられます。

最近販売されているブルーベリーサプリメントは殆どがビルベリーを使用しビルベリーのサプリとしていますが、ビルベリー配合のさプリでも質が低ければアントシアニンの配合量が少なく十分な効果が得られないこともあります。

ビルベリーでもブルーベリーでも効果は殆ど違いがないためアントシアニンや、ルテインなどのその他の栄養素がどの程度含まれているかが見極めるポイントです。

ビルベリー以外にも目の疲れをとる方法

ビルベリーは目の疲れにも効果がありますが、ビルベリーだけを摂っていればすべてOKという訳でもありません。目の疲れというのは、簡単にいうと目の血流が悪くなっていることがほとんどです。

目を温める、マッサージする、目を休める、まばたきを頻繁にする、瞑想するなどできることはたくさんあります。目は一生使う重要な機関です。是非目を労わってつかれを軽減させるようにしてください。

参考:眼精疲労(目の疲れ)解消法と予防法の秘策を公開!