食品と栄養の事典
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カテキンの効果と効能【多く含む食べ物・サプリ】

カテキンとは

カテキンはタンニンともいいポリフェノールの一種で緑茶や玉露、ウーロン茶、紅茶などに含まれる渋み成分として有名です。

玉露やウーロン茶などよりも、緑茶に最も多く含まれていて15%程のカテキンを含むといわれています。

カテキンは渋みの成分なのでお茶を濃くするとそれだけ渋みが増します。そのため、ティーパックなどのお茶はお湯に浸してから一定時間で引き上げます。一方カテキンを含まない、ルイボスティーなどはカテキンを含まないので長時間ティーパックを浸していても渋みは強くならないため、ティーパックを浸したまま飲むことができます。

カテキンは水溶性のため最初に抽出したお茶に最も多く含まれ、2煎目、3煎目とどんどん少なくなっていきます。緑茶には、カテキン以外にも食物繊維やミネラルを豊富に含むので美容効果なども期待できます。

カテキンの種類

カテキンにエピカテキン、ガロカテキンガレート、エピガロカテキン、エピガロカテキンガレートという4種類あり緑茶にはエピガロカテキンガレートが50~60%を占めています。この4種類のカテキンの中では、エピガロカテキンガレートが抗酸化作用をはじめとしたカテキンの強力な作用をもっています。

エピカテキンはリンゴ、ブラックベリー、サクランボ、ブドウ、ナシ、チョコレートなどのポリフェノールにも含まれています。

カテキンの効果や効能

カテキンには、抗菌作用や免疫力の向上など多くの効果が期待できます。まずは、薬局などで多く目にするのが 抗菌作用 (最近などの増殖を抑える)です。

消臭スプレーや石鹸、ガムなど、食品に限らず、いろいろな商品に配合されているので特に有名な働きです。 他にもカテキンには、血圧を抑える働きや血糖値を調節する、抗酸化作用、老化防止などがあります。

最近注目を集めているのが、ダイエットへの作用 で消化酵素の働きを抑制する効果があるため、脂肪や糖の吸収を防ぐことが期待されています。

カテキンの殺菌作用は強力

一昔前は、日本では食後に緑茶を飲む習慣がありましたが、それはカテキンの性質上とてもよい習慣でした。カテキンには、殺菌作用があるため食後に口内の殺菌を除去し虫歯を防止したり、口臭を防止する効能にもなるためです。

カテキンは老化防止に効果あり

アンチエイジングの効果のあるサプリメントが最近人気ではありますが、カテキン(緑茶)にもその効果は十分に発揮できるのです。老化の原因とは、活性酸素の影響で細胞が酸化することですがその活性酸素を除去する働きがあるためです。

また、緑茶には、ほかにもビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどが含まれ、これらにも老化防止の働きがあります。

カテキンを多く含む食べ物

カテキンは緑茶に含まれる成分として有名です。緑茶1杯(湯のみ120ml)のカテキン含有量は濃さや茶葉の状態により変わりますがおおよそ80mgとされています。

緑茶以外にも以下のような食べ物や飲み物に多く含まれています。また、カテキンを多く摂取したい場合は、新茶よりも時期の遅いお茶、濃いお茶を入れる、抽出するよりも粉末のお茶や茶葉そのものを食べる方がいいでしょう。

カテキンを多く含む飲み物

煎茶
番茶
紅茶
ほうじ茶
ウーロン茶
コーヒー
ココア

カテキンを多く含む食べ物

りんご
カカオ
ぶどう
いちご
ブルーベリー

カテキンの副作用や注意点

カテキンはお茶などの食品に由来する成分のため特に副作用などはありません。 ただし緑茶にはカフェインが含まれているため大量に摂取すると不眠や胃腸障害などが起こると報告されていますが、カテキンの各種の効果を期待する場合は、短期間では結果がでないため継続的に摂取する必要があります。

カテキンのサプリメント

カテキン配合のサプリメントは、DHCを始めとした各社から販売されています。緑茶をそのまま抽出した成分なので、緑茶を飲めばいいと思うかもしれませんがサプリメントの場合、緑茶を4~6杯分のカテキンを手軽に摂取できる上に、カテキンと相性の良い他の栄養成分なども配合しているので健康への効果を高めています。