食品と栄養の事典
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イチョウ葉の効果と効能、サプリメント

イチョウ葉とは

イチョウは日本と中国でのみ自生する植物で、イチョウの葉から成分を抽出したものをイチョウ葉エキスといいます。イチョウ葉エキスは、血流を改善させる作用があるため血流が原因の問題である冷えや認知症の改善や予防などに使われています。

日本やアメリカではサプリメントとして、ヨーロッパ諸国では医薬品として使われているためイチョウ葉は日本や中国から各国に輸出されています。特にサプリメントの使用量が多いアメリカではハーブサプリメント部門でトップになることも多い人気の成分です。

イチョウ葉の特有の成分としては、フラボノイドとギンコライドが含まれています。 これらの成分には血液の循環を正常にする作用があるため、毛細血管などの血管を拡張し粘土を下げてサラサラにするなど血行をよくする作用なども特徴です。

参考:血液サラサラにするには

イチョウ葉の効果や効能

イチョウ葉エキスの効果としては、毛細血管を広げて血流をよくする作用や、血液の凝固を抑制する作用があるといわれています。そのため、血行に関連する疾患、冷え性や肩こりの改善、アルツハイマーや痴呆の症状の改善効果などが期待されます。

また、末端の毛細血管を広げる作用があるため、耳鳴りの改善に効果があるともいわれています。

記憶力、集中力を高める
イチョウ葉は血行を促進するので集中力を高め、記憶力を増強する作用があります。

うつ病への作用
イチョウ葉には血管拡張作用があるので抗うつ薬の代わりとして使われることもあります。

血液サラサラ効果
血液をサラサラにする作用があるため高コレステロール血症の防止や動脈効果の予防作用があります。

認知症(アルツハイマー)の改善
ギンコライドの作用により、アルツハイマーや認知症の改善や予防によいとされています。実際にヨーロッパではで認知症(アルツハイマー)治療薬の認可がおりています。

脳疲労の回復
イチョウ葉には脳の血流を増加させる作用があるため、脳の疲労を軽減するといわれています。

参考:疲労回復サプリの選び方

イチョウ葉の副作用や注意事項

イチョウ葉にはギンコール酸というアレルギー物質が入っているためアレルギーを持つ方は、摂取時に注意する必要があります。糖尿病の人や、てんかんの発作が起きたことのある人、ワーファリンなどの血液凝固剤を服用中の方などはイチョウ葉エキスの服用を避けた方がよいでしょう。

イチョウ葉のサプリメントを使用する時には、注意書きをよく読んで用法や容量を守って摂取してください。過剰摂取時には、下痢や頭痛などの症状が現れる場合があります。

イチョウ葉のサプリメント

イチョウ葉エキスの推奨摂取量は1日に60~240mgとされています。健康維持が目的での使用の場合は60~120mg程度で十分でしょう。イチョウ葉エキスの持つ、認知症、耳鳴りなどの改善が目的の場合には1日240mgまでは摂取しても過剰摂取にはなりません。

ただしこれ以上になると、安全性は確認されていないので注意が必要です。

また、イチョウ葉にはギンコール酸という成分が含まれていてこの成分はアレルギー反応を起こす可能性があるので、イチョウ葉のサプリを選ぶときにはこの成分が含有されていない製品を選ぶと安心できます。

イチョウ葉エキスのサプリメントは即効性がありませんのでスグに効果があらわれることを期待しないほうがいいでしょう。1~3ヵ月程度は摂取を続けて効果を実感できるかどうかを見ながら摂取するといいでしょう。