食品と栄養の事典
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核酸の効果と効能【多く含む食べ物・サプリ】

核酸とは

核酸は動物や植物などのすべての細胞に含まれ、細胞の分裂と生成を行う成分です。 DNA(デオキシリボ核酸)とRNA(リボ核酸)の2種類に大別されDNAは細胞の分裂と生成を担い、 RNAは遺伝情報から細胞の材料となるたんぱく質を生成します。

DNAは有名なので聞いたこともあると思いますが、DNAは遺伝子の本体で親から子へと遺伝情報を伝えるための重要な成分です。

核酸は、若いうちは肝臓で十分な量が生成されますが20歳を過ぎると体内で合成する能力が弱くなり徐々に生成量が減ってきます。核酸は食べ物にも含まれている雨、生成量が減ってきたら食品から摂取することが望ましいといわれています。

核酸の作用としては新陳代謝を活発にし、老化などに伴うダメージを防いだり修復するとされています。

核酸の効果や効能

核酸は細胞の新陳代謝にとって必要な成分です。核酸を摂取することで疲労回復効果、アンチエイジング(老化防止効果)や免疫力の向上、美肌効果、ガンの予防などがあるといわれています。

また他にもニキビなどの脂肪の過剰分泌などの異常を正常にする、脱毛や白髪の改善を促すなどの効果があるといわれています。

核酸摂取時の注意点

核酸は海産物や野菜などさまざまな食べ物に含まれていますが、一般的な摂取目安量は健康な成人男性で300mg、高齢者や肥満気味の人、お酒の摂取量が多いひとなどは500~1500mgぐらいとされています。

これらの推奨量を毎日食べ物から摂取するのは、大変な上にカロリーオーバーになってしまうので、サプリメントから摂る方が効率的でしょう。

核酸の副作用

核酸は、生物の細胞に含まれている成分のため副作用というものは特に報告されていません。食べ物から摂取する場合は特に過剰摂取などの心配もありませんが、サプリメントから摂取する場合は過剰摂取に気を付けて、容量、用法を守ってください。

核酸は、しばらく続けていると好転反応と呼ばれる体内の毒素を出す作用が働くことがあります。すべての人にでるわけではありませんが、まれにお腹の張り、下痢、眠くなる、体に湿疹が出る、血圧が高くなるなどの症状がでることがあります。

このような症状が出た場合は、症状がおさまるまで摂取する量を減らして様子をみてください。症状が一向に収まらない場合には核酸の摂取をやめて、核酸の摂取を続けたい場合には医師に相談したほうがいいでしょう。

核酸を多く含む食品

核酸はタラ、煮干、ふぐの白子、のり、ちりめんじゃこ、牡蠣などの海産物に多く含まれています。また、ビタミンB12は核酸の合成を助けるため、同時に摂取すると効率がよいでしょう。 ビタミンB12は、レバーやほっき貝、牡蠣などに多く含まれています。

核酸のサプリメント

核酸のサプリメントは、DHCをはじめ各サプリメーカーから販売されています。DNAの配合量は300mg~500mg程度、DNAだけではなくRNAやコエンザイムQ10、αリポ酸、マカ、ビタミンなどを同時に含有し、核酸を補充して若々しさを取り戻す目的とうたわれています。

核酸のサプリメントは、飲んでから数日で効果がでることはまずありません。核酸を飲み続けることによって、細胞分裂、新陳代謝が徐々に起こるので効果が実感できるようになるためには最低でも1か月は飲み続けてください。