食品と栄養の事典
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ノコギリヤシの効果や効能、副作用

ノコギリヤシとは

ノコギリヤシは北アメリカの南部が原産で食料や民間薬として利用されてきたヤシ科の植物です。

ノコギリヤシは北アメリカの南部からメキシコにかけて広く分布しているため、昔からアメリカンインディアンに愛用されてきました。

特に果実は、スタミナ源として古くから使われているため現代科学での研究が進められています。

欧米では、ノコギリヤシは副作用のない医薬品として前立腺肥大症の治療薬として使われています。 最近では、前立腺肥大症のほかにも、抜け毛、薄毛、にきびなどに効果があるとされています。

ノコギリヤシの効果や効能

働き1 – 前立腺肥大症
ノコギリヤシの効能で一番有名なのは、前立腺肥大症の改善です。 前立腺は、男性のみが持っていて膀胱の出口です。 前立腺は年齢とともに大きくなり、膀胱や尿道が圧迫されることで尿の出が悪くなってしまう病気です。

前立腺肥大症は、特に珍しい病気ではなく50歳を超えた男性のほとんどが前立腺肥大になっているといわれています。尿の切れが悪かったり、夜中に何度もトイレに行く、残尿感があるなどの症状がある方は、ノコギリヤシを試してみてください。

働き2 – 抜け毛、薄毛対策
他の作用として、薄毛、抜け毛対策があります。

これは、抜け毛の最大の原因であるDHT(活性型男性ホルモン)を抑制すると言われているためです。また、特徴として身体の皮脂の分泌量を減らす効果があるので、頭皮の脂分による抜け毛を減らす効能が期待できます。

このDHTの抑制効果は、抜け毛や薄毛に対する治療薬「プロペシア」も同じです。プロペシアは医薬品のため確実に効果があるとされていますが、副作用として精力減退もあるのでプロペシアと同じ働きをするが副作用の少ないノコギリヤシが人気になっているのです。

このように人気があるため各メーカーからも、ノコギリヤシを配合した育毛シャンプーや育毛剤などが開発、販売されていますので業界的な注目度も高まっています。

とはいっても、抜け毛、薄毛の原因がノコギリヤシで解決できないという場合も当然あるので効果がなければ別の方法を試すなど柔軟性が必要です。

働き3 – ニキビの減少作用
ノコギリヤシには、皮脂の分泌量を減らす働きがありますので、皮脂を抑えてニキビが発生するのを防ぐ作用があります。ただし、女性の方はホルモンバランスを崩す恐れがありますので、ノコギリヤシは服用しない方がよいでしょう。

ノコギリヤシの副作用や注意点は?

臨床実験からはノコギリヤシの摂取で問題となるものは特に報告されていません。ただ、ノコギリヤシの摂取について十分に解明されているとは言えないので、過剰摂取は避け、サプリメントなどで摂取する場合は容量、用法を守って服用してください。

ノコギリヤシが効き始めるのは

ノコギリヤシには即効性はないので、服用を始めて早い人で2週間ぐらいから通常は3~4週間ぐらいで期待した作用が徐々に現れるようです。もしサプリメントなどを服用して数ヶ月続けてもなんの効果も実感できない場合は、別の原因を疑った方がいいかもしれません。

ノコギリヤシのサプリは

ノコギリヤシは、男性の薄毛や前立腺などのサポートに限らず女性の美肌やバストアップなどにもいいといわれています。 各社からノコギリヤシに関するさまざまなサプリメントも販売していますのでチェックしてみてください。

現在発売されているノコギリヤシのサプリメントは、主に前立腺肥大、頻尿を改善するタイプのものと、薄毛、抜け毛を改善するタイプの2種類が販売されているようです。特に頻尿対策の場合、ノコギリヤシを抽出する方法としてイタリアのインデナ社が開発した「超臨界抽出法」という高圧力で二酸化炭素を使用した方法で抽出したサプリメントが高品質なので「超臨界抽出法」で抽出したノコギリヤシを配合しているサプリを選ぶのがいいでしょう。

参考:ノコギリヤシのサプリ徹底比較ガイド!